業務改善の進め方の基本的な流れ
今回から何回かに分けて業務改善について記事を投稿していきます。
業務改善の目的
どんなビジネスにおいても、1年、3年、5年と行なっていく中で、様々な外的要因(顧客、同業他社、社会情勢など)や内的要因(事業内容、業務内容、人、物、金など)により環境が変化していきます。
長い目で見た場合、環境変化に対応せずに古いやり方で行なっていた場合、立ちいかなくなる可能性があります。
業務改善は、いうまでもないですがビジネスをし続けることを目的に行います。
しかしながら、業務改善を進めるというのはどんな業種でも複数の業務やプロセスが絡み合って簡単ではありません。
通常業務がある中で、業務改善を進めるとなれば尚更ですし、そもそも業務改善自体どこから手をつけて良いのかわからないということもあるかと思います。
ではどのように進めたら業務改善がスムーズにいくのでしょうか?
業務改善の基本的な流れ
私はこれまで、20年ほどITシステムの導入や情報セキュリティ対策のプロジェクトを経験してきました。通常、ITシステムを導入する場合は、それまで行なっていた業務を見直し(業務改善)が発生します。闇雲に目につくところから手をつけていては当然ですが、うまくいきません。
ではどうやって進めていけば良いのでしょうか?ケースバイケースで前後する場合はありますが、基本的な業務改善について流れを書くと以下のようになります。
基本的な業務改善の流れ
①目的と目標の明確化
↓
②現状把握
↓
③対策の立案
↓
④改善計画の立案
↓
⑤計画の実行
↓
⑥実行結果の確認
↓
⑦計画の見直し
↓
⑤からを繰り返す。
業務改善は繰り返しの連続
どんな計画でもそうだと思いますが、一度の計画実施で全ての問題や課題、目標が全て達成することは稀です。場合によっては新たな問題や課題が見えてくることもあります。
ですから業務改善というのは繰り返し行うことが少なくありません。ビジネスを良くしていくためには不可欠なことです。
次回以降の記事では①から⑧のステップについて投稿していきます。